こだわりの木

小国杉

木と共に生き、木にこだわるパートナー様

環境にやさしい地熱乾燥で、小国杉の力をさらに引き出す

児玉製材合資会社 
代表社員 児玉裕史様(熊本県阿蘇郡小国町黒渕)

熊本県小国町も、国内では最も長い歴史を持つ林業地のひとつで、江戸時代に吉野杉の苗木が持ち込まれたことに始まり、当地の気候に合わせた改良が繰り返されてきました。最も古い植林は250年前のもので、はるか昔の先人達が情熱を注いだ見事な大木を山中に仰ぐことが出来ます。当児玉製材も、法人化して64年目ですが、それ以前よりこの地域の豊かな自然の中、小国杉と共に生きてきたと聞いています。

標高400m~600mの山間地である小国町は、九州でありながら冬は氷点下10度にも達するほど寒さの厳しい降雪地区ですが、夏は雨も豊富でその寒暖の大きさと降雨が、目の詰まった美しい小国杉を育んでいます。また、なだらかな山の傾斜によって、木の品質が均一なのも、良い木材としての条件を満たしています。しっかりとした強度としなやかさをあわせ持つ小国杉は、構造材としても内装材としても高く評価を得ています。さらには、その調湿や殺菌効果から、国立九州博物館などの収蔵庫の内装材として使われているほどです。

私たちは小国杉の中でも特に品質の良い、木目の揃ったものを中心に取り扱い、全国でも珍しい温泉の蒸気を利用した地熱乾燥を行っています。より自然乾燥に近い60℃前後でのゆるやかな乾燥は、木にストレスをかけないだけでなく、化石燃料を使わないエコな木材として、全国的にも注目されています。こうして生まれた小国杉の木材は、歳月と共に桃色から美しい琥珀色へ変化していき、その手触りのあたたかさと共に、かけがえのない魅力を発揮していきます。

木材市場を介しての販売が主ですが、木佐木建設さんを通じ、木にこだわっているユーザー様の声を聞くことが出来、私たちとしても「さらによい木材をお届けしたい」という意欲をかきたてられています。